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2024.05.14

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2024年5月最新版!今後の住宅ローン金利の動向について

2024年3月19日、日本銀行がマイナス金利政策の解除を発表しました。マイナス金利とは、民間の金融機関が中央銀行(日本銀行のこと)に預けている当座預金の金利をマイナスにすることです。
デフレ脱却のために行われた金融緩和政策が解除されたことにより、今後の住宅ローン金利には一体どのような影響が出るのでしょうか?一緒に確認していきましょう。

 

 

 

目次

 

 

今後の金利推移はどうなるの?[変動金利型]

 

さて、住宅ローン金利は今後どうなっていくのでしょうか。特に変動金利型はその性質上、大きな影響が及ぶ可能性もあります。
結論としては、2024年も日本の低金利環境は続くと見られ、仮に追加の利上げがあったとしても変動金利の大幅な金利上昇は考えづらいでしょう。更に、多くの金融機関が住宅ローンの変動金利を当面は上げないのではないかと予想します。
そもそも住宅ローンの金利は「基準金利」という指標によって決まります。これは所謂住宅ローンの「定価」を示し、「店頭金利」と呼ばれることもあります。住宅ローン金利の基準となっている代表的な市場金利は以下の2種類です。

 

・短期プライムレート(通称:短プラ)
プライムレートとは銀行が優良企業に貸し出す際の最優遇金利のことです。短期と名の付く通り1年未満の期間の貸し出しの際の金利になります。半年に1回見直しされており、一般的に変動金利の基準として用いられています。

・長期プライムレート(通称:長プラ)
こちらは銀行が優良企業に貸し出す1年以上の期間の最優遇金利です。国債市場の影響などを受けることが多く、毎日のように変動しており、主にフラット35のような長期固定金利に影響を及ぼします。

 

上記にある通り、住宅ローンの変動金利の大半は短期プライムレートに連動しています。更に言えば、短期プライムレートの金利は、日本銀行の政策金利を基に決められています。つまり日本銀行が政策金利を引き上げれば、短期プライムレートの金利が上昇し、それに連動している変動金利も上がってしまうのです。しかし実はこの短プラ、日本銀行が公表しているデータを確認すると、2009年に1.475%になって以降、数値が変動したことはありません(参照:「長・短期プライムレート(主要行)の推移 2001年以降」/日本銀行 より)
マイナス金利政策がスタートしたのは2016年からですが、その時も特に変化は起こりませんでした。そのような経緯もあり、変動金利が大きく変わるタイミングはまだ先だと思われます。
なお一つ注意してほしいのが、ネット銀行です。既に、住信SBIネット銀行は短プラの引き上げ(参照:「住信SBI、短プラ上げ 変動型住宅ローン金利に上昇圧力」/日本経済新聞 より)を、イオン銀行は変動金利型の基準金利を0.1%引き上げることを発表しました(参照:「イオン銀行、住宅ローン基準金利上げ 変動型で」/日本経済新聞 より)
全ての金融機関で変動金利が上昇しないということではないので、その点はご留意ください。

 

今後の金利推移はどうなるの?[固定金利型]

 

住宅ローンにおける金利タイプは、変動金利型が全国的に人気です。けれど、その他にも「固定金利型」という種類が存在します。固定金利と名の付くタイプは二つあり、一つ目は「全期間固定金利型」です。代表的なものに、住宅金融支援機構「フラット35」が挙げられます。住宅ローン借入時から返済時まで金利が一切変動しないタイプです。
それでは、この全期間固定金利型の金利は何を基準に設定されているのでしょうか。全期間固定金利型は、10年物国債利回りなどの「長期金利」を参考として決められます。変動金利型とは異なり、連動するというほどではありませんが、おおむね長期金利が上がれば住宅ローンの固定金利も上がります。一般的には、景気が良くなると固定期間が長い住宅ローンの金利は上昇します。
最近の長期金利(10年物国債利回り)の推移としては、2023年11月1日に0.95%を記録し、2013年5月以来の高水準となりました。その後は上昇と低下を行き来し、2024年5月1日時点では0.88%前後に多少落ち着いています。とは言え、長期金利がだんだん上昇傾向を見せ始めていることは明らかです。2024年4月30日には、三井住友銀行・りそな銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行・三菱UFJ銀行の大手銀行5行が10年固定型の5月の住宅ローン金利を引き上げることを発表しました(参照:「5月住宅ローン固定金利、大手5行上げ 長期金利上昇で」/日本銀行 より)
固定金利型の住宅ローンの金利が今後どのような動向を見せるのかは、長期金利の動きを注意深くチェックしていく必要があります。

 

 

 

二つ目は「固定金利期間選択型」です。名称は金融機関によって異なり、一定期間固定型や固定期間特約型と称される場合もあります。2年、3年、5年、10年…など、ある一定の期間金利を固定することで返済額の変動を抑えることのできるタイプです。ちなみに富山県・石川県では、全国トレンドに反してこちらのタイプが最も多くの方に選ばれています。
固定金利期間選択型は、「円金利スワップレート」を基準としています。金利スワップとは、「同一通貨で異なる金利を一定期間にわたって交換する取引」のことで(引用:「わかりやすい用語集 解説:金利スワップ(きんりすわっぷ)」/三井住友DSアセットマネジメント わかりやすい用語集 より)、日本円の場合を円金利スワップレートと呼びます。円金利スワップレートは上述した10年物国債利回りと連動しているため、これが上がると金利も上がる傾向を見せます。

まとめ

皆様、いかがだったでしょうか。金利に関しては色々と難しい部分も多いですよね。ただ、何も知らないまま住宅ローンを組むと大きな損をしてしまうリスクが潜んでいます。今後の住宅ローン金利の動向を確認しながら、それぞれのご家庭に合った金利タイプをぜひ選んでみてください。もちろん金融機関によって住宅ローンの商品形態は異なりますので、それぞれの情報をきちんと見ておきましょう。
タカノホームではそのような住宅ローンに関するご相談やご質問も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。

 

WRITER

スタッフ名が入ります。

清水 窓加

タカノホーム第一展示場 営業

入社4年目です! 小学校1年生から12年間サッカーを続けていました。 大学は愛知県の方に行っており、就職を機に富山に戻ってきました。 住宅のことに関して日々勉強中です!

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