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2024.06.18

マイホーム建築中の営業スタッフと一緒に学ぶ!新築時「○○しておけばよかった…」と後悔しないためのお家づくり【事例付き】

一生に一度と言われるお家づくり、なるべく後悔が残らないようにしたいですよね。しかし、インターネットやInstagram、住宅雑誌などを見ていると、ようやく完成したお家にいざ住んでみるも「やっぱり○○しておけばよかった」「△△はいらなかったかも」といった後悔の声もチラホラ……。
そこで今回は、現在絶賛マイホーム建築中の私・永山が、新築時に後悔しないためのポイントとよくある事例をご紹介します!初めてのお家づくりに少しでも不安がある方は、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 

 

目次

 

 

新築の時に「○○しておけばよかった…」と後悔すること【土地編】

土地を購入される方は、まずその土地に「自分がイメージしているお家が建つかどうか」を確認しましょう。日当たりが良い・公共交通機関が近いといった利点のある土地を見つけたとしても、ご自身が「こういうお家に住みたいな」とイメージしている建物がその土地で建たなければ、後悔に繋がります。

 

・間口

例えば、間口。間口とは、道路に面している土地や建物の幅のことです。土地の間口によって、奥に長いお家になるか横に長いお家になるかが決まります。
私の場合は「横長のドンと構えたお家が良い」という妻の強い要望があったのもあり、間口が広く立地条件の良い(駅が近いなど)土地を探していたところ、駅近でちょうどいいサイズの土地が見つかったのですが、最優先条件である間口があまり広くなかったので断念。最終的に、駅は近くないけれど車4台が並べられるぐらいの間口の広い土地を購入しました。まだ実際に住んでいないため、間口の広さを捨てて立地条件の良さを取った方が良かったのか正解は分かりませんが、後悔ポイントは一つ減らせたのかなと思います。

 

・方角

電気代の度重なる高騰により、近年はランニングコストを抑えようと太陽光パネルの採用率が高くなっています。基本的に太陽光パネルは南向きで載せるのが一番発電効率が良いとされているため、太陽光発電をご検討の方は屋根の流れる方向に注意してみましょう。
元々私自身も南向きの土地を希望していたものの、土地の申込みが一足遅く、結果西向きの土地になりました。理想は正面に向かって大きな大屋根のお家を建てたかったのですが、太陽光パネルを載せる関係上、向かって右側への大屋根になってしまい、その点は「土地の決断をもう少し早くしていれば…」と少し後悔しています。

 

 

新築の時に「○○しておけばよかった…」と後悔すること【資金編】

私がこれまでお引渡しをさせていただいたお客様たちの資金に関するご意見をまとめると、大きく分けて2パターンあります。

1パターン目:もう少しお金をかけてこだわればよかった

<例>
・初期投資が掛かっても、太陽光パネルを設置しておけばよかった
・ワンポイントアクセント(タイル、板張り、クロス貼りなど)をつくればよかった
・外壁の素材をもう少しグレードの高いものにすればよかった

 

こういった後悔はネット上でもよく見掛けます。新築を建てる時にやっておけば安くおさまったのに、後からやろうとして高付くケースはしばしばありますよね。

 

2パターン目:もう少しお金を抑えるべきだった

<例>
・オプションを付けすぎた
・価格の安さよりデザインを重視したけど、いざ使ってみると色々使いづらかった
・最初の計画より3坪ほど床面積を増やしたけど、そこまで増やさなくてもよかった

 

こだわりを追求した上で資金超過が起きてしまった場合は、優先順位を付けたり、本当に必要なことなのかどうかを再度検討しましょう。
私の場合は、契約してから徐々にやりたいことやこだわりたい部分が増えていきました。その都度妻と相談して、資金を見直し、何とか予算内に収まることができました。

 

 

新築の時に「○○しておけばよかった…」と後悔すること【時期編】

建てる時期について、初めてお会いしたお客様から私がよく言われるのは、
「子どもが小学校に上がる前ぐらいには建てたいなぁ」
「数か月前に入籍して、お家づくりを検討し始めたばかりなので、実際に住むのは大体2,3年後をイメージしてます」
などなど……。しかし、既に新築を建てたお客様からは「もっと早めに建てておけばよかった」というご意見が圧倒的に多かったりします。
理由としては、近年はウッドショックや物価の上昇により、建築コストが1年前と現在を比較しても上がっているからです。同じ資金の中でも、1年前と現在では希望を叶えられる範囲が変わってきます。ちなみに私の場合、結婚後半年で土地を見つけてお家づくりに取り掛かりました。
もし具体的に時期が決まっていない方は、早めに動き出すのが吉です。ただし、焦って決める必要はありません。納得のいく土地と建物をしっかり検討した上で、決めていただければと思います。

 

 

新築の時に「○○しておけばよかった…」と後悔すること【間取り編】

 

・動線

皆様は「回遊動線」や「家事動線」といった言葉を耳にしたことはありますか?動線とは、人の動きを線であらわしたものです。
使いやすい動線は人それぞれですが、プラン打合せの際の要望として多いものをほんの一部ですが挙げてみました。

 

<例>
「玄関から入って、脇玄関、シューズクロークを通って水回り(洗面スペース)に行きたい」
「キッチンに直接行ける動線がほしい」
「ウォークインクローゼットに直接行ける動線がほしい」
「寝室とトイレは近い方が良い」

 

間取りを決める過程で、現在の生活スタイルに沿った動線はもちろん、家族構成の変更を見据えて将来的に使用する動線などを想像しておくことは重要です。お家が完成してしまうとなかなか変更が難しい部分ですので、事前にしっかりイメージを固めておいて、建った後に後悔しないよう丁寧に検討していきましょう。

 

 

・収納スペース

収納スペースはとても重要なポイントです。収納が少なくてLDKに物があふれているだとか、収納量は足りているけど位置が悪く使いづらいだとか……そういったお悩みを建てる前に解決させておくことで、ストレスが少ないお家づくりが出来ます。
ちなみに、収納スペースと一口に言っても、様々な種類が存在します。

 

・玄関横のシューズクローク
・ユーティリティーや脱衣室に設置する、タオルや下着を仕舞えるような収納棚
・水回り近くのウォークインクローゼットまたはファミリークローゼット
・食品庫(パントリー)
・お掃除ロボットの収納スペース

 

ここでは、収納に関する2つの後悔ポイントをご紹介します。

 

<例1>
・パントリーの収納棚の奥行きを考えるべきだった

 

奥行きがあると物はたくさん仕舞えますが、取り出しづらいなどのデメリットも隠れているので、収納をつくる際は奥行きのこともしっかり確認しましょう。

 

<例2>
・ウォークインクローゼットを全てコート掛けなどに使うパイプハンガーにしたが、一部を棚にすればよかった

 

ハンガーに掛けるのではなく畳んで収納したい衣類があるなら、一部を棚板に、もしくはカラーボックスなどを下に置くのも1つの手です。

 

 

・音の問題

吹き抜けやリビング階段を採用すると、室内が開放的に感じたり、家族のコミュニケーションが取れやすくなるなどのメリットがあります。
ただ、家族間で生活スタイルが違うご家族様は1点注意が必要です。吹き抜けやリビング階段は音が反響しやすいというデメリットがあるため、例えば夜勤勤務のある方は日中1階の音が気になりあまり寝れないなどのご意見もあったりします。
その場合は防音の建具などを採用するのも選択肢の1つですので、ご家族で話し合い、快適に過ごせる空間をつくっていきましょう。

 

 

・設備

設備についてはメーカーによって特徴や選べるものが異なりますが、ここではメーカーごとの特徴ではなく、キッチンやコンセントといった設備自体の大まかな後悔ポイントをお伝えします。

 

・キッチン

<例>
・オープンキッチンに憧れがあり採用したが、存在感がありLDKが狭く感じてしまう
・回遊できるアイランドキッチンにしたものの、そこまで便利と感じなかった

 

・お風呂

<例>
・1坪サイズにしたが、子どもとお風呂に入る時ちょっと狭く感じた
・1.25坪は広すぎた(お風呂を1坪にして、洗面脱衣室をもう少し広げればよかった)
・浴室暖房を採用したが、あまり使っていない

 

・洗面スペース

<例>
・システム洗面を採用したが、メイクスペースがなくて不便
・造作洗面を採用したが、水が飛ぶ際の掃除、メンテナンスが大変…
・1階、2階の両方にあればよかった

 

・トイレ

<例>
・平屋だったのでトイレ(タンクレス)が一つしかなく、災害時に全く使用できなかった
※こちらは元旦の能登半島地震で被災されたお客様のご意見です。タンクがあるトイレが1つあると、災害時に川から水を汲み流せたなどのご意見もありました
・洗面の近くにトイレがあるので、トイレの中にまで手洗い器はいらなかった

 

・コンセント、スイッチ

<例>
・三口を採用したが、スマートフォンとiPadの充電器を挿すと間隔が狭く、結局2つしか刺さらなかった
・たくさんコンセントを付けたが、使っていないところがいくつかある
・コンセントの数が足りなかった
・コンセントの位置が悪い
・スイッチの位置が悪い

 

私の場合、設備に関しては妻にほぼお任せで選んでもらいましたが、メンテナンスや掃除のしやすさ、機能性がお互いの優先事項としてあったので、そちらを基準に決めていきました。
設備面は後悔ポイントが多い箇所ですので、「よく分からないな…」と思ったら担当の設計士やインテリアコーディネーターに自分たちの生活スタイルを伝えた上で、アドバイスをもらうことをおすすめします。

 

まとめ

お家づくりの後悔は、本当に一人一人様々なご意見があるかとは思います。
実際に住んだ時のイメージをなるべく鮮明に思い描き、自分たちには何が最適で最良の選択なのか、ご家族の間でしっかりと話し合うことが重要です。また、時には設計士やインテリアコーディネーターのアドバイスを取り入れながら、ぜひ後悔のない最良のお家づくりをしましょう。

 

WRITER

スタッフ名が入ります。

永山 翔意

野々市展示場 営業

入社7年。 家づくりは一生に一度の経験です。 皆様が後悔しないお家を建てられることを陰ながら切実に願っております。 最良のお家づくりができますように。

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