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2025.05.20

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家族のための「健康的なお家づくり」~ウェルビーイングな暮らしの第一歩~

子育てに、家事に、仕事に。毎日忙しい中でも「家族が健康で心地良く過ごせるお家に住みたい」と思っている方は多いのではないでしょうか?

特に、北陸のように夏はジメジメと暑く、冬は雪が多く寒さが厳しい地域では、お家の「つくり方」次第で、暮らしの快適さや健康への影響が大きく変わってきます。

この記事では、「ウェルビーイング(Well-being)」という考え方をもとに、北陸で健康的なお家を建てるためのポイントを分かりやすく紹介します。お家づくり初心者の方にも理解しやすい内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

 

目次

 

 

「ウェルビーイング」って何?

「ウェルビーイング」とは、直訳すると「良い状態であること」。最近では、「心も体も健康で、社会的にも満たされた状態」を意味する言葉として注目されています。

つまり、単に「病気じゃない」という状態だけでなく、

・よく眠れている

・ストレスが少ない

・人間関係が良好

・安心して過ごせる環境がある

など、自分らしく、無理なく、幸せに暮らせる状態が「ウェルビーイング」なのです。自分自身でそれをどう実感しているか、主観的に満足している状態になっているかが大切ですが、一人ひとりの実感が違うため、ウェルビーイングは十人十色、人それぞれのカタチがあるんです。

これをお家づくりに応用すると、「お家が家族の健康と幸せを支える場所」であることが重要となってきます。

 

 

北陸の特徴から考える「ウェルビーイング住宅」のポイント

 

北陸は、日本海側気候の影響で、冬は雪が多く寒さが厳しい地域です。湿気も多く、カビや結露が発生しやすいのも特徴として挙げられます。そのため、家族の健康を支えるお家にするためには、冬の寒さと湿気対策がカギとなります。

つまり、「気密性能・断熱性能の高いお家づくり」と「換気システムによる湿気コントロール」が、北陸で快適に暮らすためにはとても大切なのです!

高気密・高断熱住宅なら、室内の温度差が少なくなり、ヒートショックのリスクも減りますし、光熱費も抑えられます。

また、第1種換気(熱交換型)などの優れた換気システムがあると、空気がクリーンに保たれてカビやアレルギーの発現を抑制し、建物と人間を守ることができます。

 

 

ウェルビーイングなお家づくりの3つの柱

 

ここでは、弊社が重要視している「ウェルビーイングなお家づくりの”3つ”の柱」をご紹介します。

 

①心地良さ(Physical well-being)

「ホッとする」「居心地が良い」と感じる空間は、心身の健康を保つ上で必要なものであると言えます。そのような心地良い空間づくりを叶えるために大事なのは、以下の4点です。

 

・自然光をしっかり取り入れられる設計(採光計画)

・木の素材や自然素材を使った内装

・パーソナルスペースの確保

・高い断熱性能・気密性能と省エネ性能

 

北陸は、晴れの日が少なく、冬の日照時間も少ないため、採光計画は肝要です。

南向きの大きな窓や吹き抜けは、室内に光を取り入れやすく、お客様の採用率も高い傾向にあります。また、光を反射する白系の壁を使えば、窓が大きくなくても明るい空間をつくることができます。

更に、無垢床などの自然素材を使うと、お家の中の空気が綺麗に保たれ、調湿効果も期待できます。肌触りも良く、子どもにも大人にも優しい素材です。ほかにも、無垢床は合板フローリングと違って冬でも表面が冷たくなりにくいため、床暖房がなくても嫌な足元の冷えがないのは嬉しいポイントです。

パーソナルスペースの確保も、現代社会では価値の高い要素の一つと考えられます。
情報社会としての進展やコロナ禍を経て、在宅ワークやおうち遊びの機会が増えたことで、ひとつ屋根の下で家族一緒に過ごす時間が多くなりました。楽しい時間が生まれる一方で、「落ち着かない」「イラッとする」瞬間もきっとあるでしょう。そんな時、お家の中に書斎や趣味部屋といったパーソナルスペースがあれば、充実した時間を送ることができ、結果的に良好な家族関係を継続できるのではないでしょうか。

最後に、高い断熱性能・気密性能と省エネ性能も、心地良さを確保する上で欠かせません。
熱の出入りを抑えた高断熱かつ高気密な住まいは、夏も冬も室温が安定しやすく、冷暖房に頼りすぎずに快適な室内環境を維持できます。ヒートショックや熱中症の防止にも役立ってくれるでしょう。

省エネ性能に優れた住宅は、エネルギー消費を抑えられるため、光熱費の節約にも繋がり、家計にも環境にも優しい暮らしが実現できます。

 

②安心・安全(Emotional well-being)

子育て中の親にとって、お家の中が「安全」で「使いやすい」ことは、ストレスを減らす大きな要素になります。

たとえば…

 

・家事動線がスムーズ

・キッチンから子どもの様子が見える

・段差の少ない室内

・防音性が高く、外の音や子どもの声が気にならない

 

このようなお家づくりは、日々のちょっとした「イライラ」を減らし、気持ちにもゆとりが生まれます。

 

そして、地震や雪害に強い構造も忘れてはならない部分です。

2024年の元旦に発生した能登半島地震と同等の大地震がいつまた起きるか分かりません。

もし大きな地震が来てしまっても、お家の耐震性がしっかりしていれば、シェルターとして家族の安全を守ってくれます。

また、ドカ雪が増えた近年では、大雪による屋根への負担や落雪対策もきちんと考えておきたいポイントでしょう。

 

③繋がり・地域との調和(Social well-being)

ウェルビーイングは「人との繋がり」も重視しています。

北陸は、自然や地域との関わりが深く、友人や親戚同士はもちろん、ご近所付き合いも大切にする文化が各地にありますよね。そのような人と人との結び付きを、お家づくりにも活かすことができます。

 

・友人たちを招きやすいように、リビングを広くしたり、ウッドデッキをつくる

・雪かきやゴミ出しの動線を工夫して、ご近所と協力しやすい環境に

 

こういった工夫をすることで、「お家」が人との繋がりを育む場所になり、孤立感を減らしてくれます。特に子育て中の方にとっては、同じく子育て中の友人や、ご近所との気軽なコミュニケーションが心の支えにもなりますよね。

 

 

自分にとっての「ウェルビーイングなお家」を建てるには?

 

「健康的なお家」と聞くと、何だかハードルが高く感じる方もいるかもしれません。でも、実はちょっとした考え方や工夫の積み重ねで、ぐんと快適さが変わります。

まずは自分たちが暮らしたいお家の室内風景を描いてみましょう。こんな感じで…

 

「冬でもお家の中だけは寒さを全く気にせず過ごせたらいいな」

「洗濯物がすぐ乾く家がいいな」

「子どもやペットがのびのび遊べるリビングがほしいな」

「窓から見える景色に癒されたいな」

 

これらは全て、自分たちのためのウェルビーイングなお家づくりに関わる大切なヒントになります。

ぱっと思い浮かばない方は、現在の住まいの不満から、新しいお家では「こんな風にしたい」を逆算してみると、考えやすくなるかもしれません。

まとめ

お家づくりは、人生の中でも大きなイベントです。どんな住まいで、どんな暮らしをしたいかを考えることは、「家族みんなの未来」を描くことでもあります。

北陸という自然豊かで人のあたたかい土地だからこそ、「健康的で幸せな暮らし」がきっと叶います。

ぜひ、「ウェルビーイング」という考え方をヒントに、自分たちらしい、家族が笑顔になれるお家づくりを始めてみませんか?

お家づくりに関する疑問や不安がある方は、ぜひタカノホームにご相談ください。北陸の特性をよく知る地場メーカーだからこそ、あなたの理想をカタチにしたご提案をさせていただきます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

WRITER

スタッフ名が入ります。

島津 七海

営業

入社5年目になりました!小学校2年生の頃から空手を続けています。大学では古生物学を専攻していたので、住宅のことについては日々勉強中です!

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