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2022.07.19

キッチンにはどういう形があるの?種類別に解説【写真付き】

お家づくりをする中で、キッチンに関心を持つ方は多いのではないでしょうか。毎日使うキッチンだからこそ、実用的な機能やデザインにもこだわりたいですよね。今回は、間取りに合ったキッチンの形や、それぞれのキッチンのメリット・デメリットを、写真を交えて解説していきます。

キッチンイメージ写真│タカノホーム

目次

  • キッチンを検討する前に、レイアウトを考えよう!
  • キッチンの形とそれぞれの特徴は?
    -I型キッチン(壁付け)
    -対面キッチン(ペニンシュラ型)
    -アイランドキッチン
    -L型キッチン
    -Ⅱ型キッチン
  • まとめ

キッチンを検討する前に、レイアウトを考えよう!

キッチンを選ぶ際は、間取りやレイアウトの大枠をある程度決める必要があります。なぜかというと、リビング、ダイニング、キッチンの位置関係によってどのようなキッチンの形が適切なのかが変わってくるからです。まずは自分たちが思い描く理想の暮らし方をイメージしてみてください。そして次に、窮屈なLDKになってしまったり、使いにくい動線にならないよう、工夫しながらどんなレイアウトが合っているのか考えていきましょう。キッチンイメージ│タカノホーム

キッチンのレイアウトのスタイル

・独立型キッチン
独立型キッチンは、リビングやダイニングと分かれていて、完全に独立した部屋にキッチンがあるスタイルです。調理に専念したい人は、独立型キッチンがおススメです。調理中のにおいや音などが周りに広がらないため、何も気にせず料理ができます。

・壁付けキッチン
壁付けキッチンは、キッチンの前が壁になっているタイプのキッチンです。対面キッチンに対して背面キッチンと呼ぶこともあります。ダイニングなどと同じ空間にありますが、後ろを向いて調理をする形になるので作業に集中しやすいです。何より対面キッチンよりもスペースをとらないので、LDKをコンパクトに抑えたいという方におススメです。

・対面キッチン
近年一番多いスタイルがこの対面キッチンです。ダイニングやリビングの方を向いて調理する形なので、家族の様子を見守りながら作業ができます。家族との繋がりを大事にしたい方や、キッチンを中心に生活したい方におススメです。一口に対面キッチンといっても、アイランド型、ペニンシュラ型、オープン、セミオープンと様々な形があります。

使いやすさを考えたワークトライアングル

ワークトライアングル│タカノホームキッチンの使いやすさを考える上でよく使われるのは、ワークトライアングルという考え方です。シンク、コンロ、冷蔵庫の3つの中心点を結ぶ線のことで、その線の長さが3.6m~6mであると使いやすいとされています。それぞれの距離も、作業スペースのことを考えて120㎝以上とされています。
その他にも、電子レンジや炊飯器などの調理家電や、ごみ箱、パントリーのスペースなど調理中に頻繁に使用するものはご家庭によって様々かと思います。どこに何があれば使いやすいか、イメージをしながらキッチンまわりのレイアウトを考えてみてください。

 

キッチンの形とそれぞれの特徴は?

I型キッチン(壁付け)

I型キッチン(壁付け)│タカノホームI型キッチンは、コンロ、調理台、シンクが1列に並んでいるキッチンのことを指します。メリットは、キッチンに必要なスペースが少なくて済む点です。さらに、複雑な施工が必要ないため、価格を抑えることができます。一方デメリットは、1列にシンクなどを並べているため、横長になりやすい点です。特に壁付けのスタイルだと、冷蔵庫なども横に配置しなければならないので、さらに動線が長くなってしまいます。また、キッチンがダイニング側から丸見えになるので、常日頃の整理整頓は欠かせません。

対面キッチン(ペニンシュラ型)

ペニンシュラとは英語で「半島」を意味する言葉で、キッチンの一方が壁にくっついている形のキッチンです。近年一番よく見かける形ですね。家族とのコミュニケーションがとりやすく、小さなお子さんの様子やテレビを見ながら調理をすることができます。また、コンロとシンクが並んでいて、背面に冷蔵庫というレイアウトになりやすいのでワークトライアングルの考え方からしても使い勝手の良い配置になりやすいです。
ただし、デメリットとしては、料理のにおいなどはリビング側に広がりやすいので注意が必要です。また、キッチンとリビングが近い配置の場合は、シンクの水栓の音がうるさくてテレビの音が聞きづらいという場合もあります。
対面キッチンには、セミオープンなタイプとオープンなタイプがありますので、その特徴についても簡単に解説します。

・対面キッチン(セミオープン)
対面キッチンセミオープン│タカノホームキッチン前に低い腰壁があり、ダイニングやリビング側から手元を隠すことができるタイプです。その壁を利用してコンセントをつけたり、スパイスニッチのような収納にすることもできるので人気の形です。壁の厚さ分カウンターがつくので、配膳前のお皿の仮置きなどにも利用できます。

・対面キッチン(オープン)
対面キッチンオープン│タカノホームキッチン前に壁がなく、ダイニングやリビング側から見てもすっきりとスタイリッシュに見える形です。デザイン性に優れ、空間も広く見えやすいというメリットがあります。キッチンの天板を前に伸ばし、そのままカウンターのように使えるものや、収納になっているものなどメーカーさんによって様々なデザインがあります。手元が丸見えになってしまうので、常にきれいにしておかなければならない点、セミオープンのタイプに比べると高額になってしまう点がデメリットといえます。

アイランドキッチン

アイランドキッチン│タカノホームアイランドキッチンは、名前の由来通り、独立した島のような形をしています。キッチンを中心にぐるぐる回ることができるので、動線を確保しやすく家事の時短にも繋がります。また、オープンなアイランドキッチンは開放感がありデザイン性にも優れるので、住宅展示場にもよく採用されています。デメリットは、コンロ周りの壁がない分、油跳ねやにおいが部屋中に行き渡りやすいのでこまめな掃除が必要です。
近年では、キッチン自体はセミオープンなI型キッチンを採用し、コンロ横を通路にすることでアイランドキッチンのような動線を確保したキッチンスタイルも人気です。

L型キッチン

L型キッチン│タカノホームL型キッチンは、アルファベットのLの形をしたキッチンで、基本的にコンロとシンクが90度に向かい合う配置になっています。L型キッチンのメリットは、I型やアイランド型のような横長のキッチンに比べ、作業動線がコンパクトになる点です。また、比較的スペースがゆったり取れるので、複数人で調理される場合にも使いやすいキッチンといえます。デメリットは、他の形に比べて広いスペースが必要になる点です。キッチン自体の収まりや、冷蔵庫やカップボードの位置を考えると、どうしても面積が大きくなってしまいます。また、90度のコーナー部分はデッドスペースになりやすく、収納スペースとしても使いづらいという傾向があります。

Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチン│タカノホームⅡ型キッチンは、シンクとコンロが二列に分かれたキッチンです。シンク側、コンロ側にそれぞれ作業スペースがあるので、複数の人数での調理に向いています。ワークトライアングルもつくりやすく、効率的に調理ができます。デメリットはL型と同じく、広いスペースが必要になること、機器自体が高価になるという点です。また、シンクからコンロに食材や食器を運ぶ際、水分が床に落ちやすくなります。お掃除をしやすいように床の素材にも注意しましょう。

まとめ

今回は、キッチンの様々な形やその特徴を紹介しました。お家づくりをする中で、キッチンは毎日使う場所だからこそ、こだわりたい部分かと思います。しかし、住んでから後悔するポイントにもなりやすい場所でもあります。デザイン性、機能性、使いやすさなど色々な角度から検討して、自分たちに合ったキッチンを選んでいきましょう。
タカノホームでは、たくさんの展示場がございますので、様々なスタイルのキッチンレイアウトをご見学いただけます。お気軽にお越しください。

WRITER

スタッフ名が入ります。

田端 佑菜

営業企画室

入社5年目になります。最近絵付けにはまりました。ご家族皆さんが楽しく暮らせるお家づくりのお手伝いができますよう、努力して参ります!

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