2021.12.21
若手社員が体験!タカノホーム宿泊体験館に泊まってみた!
試着せずに服を買った時、着てみたらイメージと違った…という経験はないでしょうか?
最近では、住まいづくりを考えた時、総合住宅展示場だけでなく住宅情報サイトや雑誌、SNSなどいろいろなところから自分に興味のある情報を集めてくることができる時代になってきました。でも、「高断熱・高気密だと快適に住める」「自然素材だと心地いい家になる」などいろんなことを知識として知ってはいても、建ててからでないと実際の住み心地がわからないのって不安ですよね…
服なら、試着。車なら、試乗。…住宅は「試住」!ということで、タカノホームでは住み心地を体感していただくために、「宿泊体験」をしていただける施設をご用意しております。
そこで、今回はタカノホームの若手社員4名が、実際に宿泊体験をしてきました!この記事では、宿泊体験でどんなことが体験、体感できるのかをご紹介していきます。
目次
- タカノホームの「宿泊体験館」ってどんなところ?
-「塚原展示場」について - 「宿泊体験」ってどんなイベント?
-宿泊体験のスケジュール
-宿泊体験の持ち物、お食事 - ここに注目!宿泊体験のチェックポイント
-実際の生活動線をイメージしてみる
-裸足で床を歩いてみる
-家中の温度差、朝夜の温度変化を確かめてみる
-玄関ドアで気密を体感してみる
-家の外の音に耳を澄ませてみる - まとめ
タカノホームの「宿泊体験館」ってどんなところ?
住まいづくりの勉強のために、総合住宅展示場に行かれる方も多いと思います。でも、来場いただくお客様の中には「大きすぎて、イメージがわかないな」という感想を持たれる方もしばしば…。それもそのはず、総合住宅展示場のモデルハウスは約70~80坪とかなり大きく作られています。これは、2世帯家族で住んでもだいぶゆとりがあるお家の大きさです。
そこで、いくつかの住宅メーカーが準備しているのが「街なか展示場」なんです。展示期間が終わればまた建替えし展示…といった常設展示場と違い、最終的にはオーナーさんを募集して販売する形になるので、一般的な30~40坪程度の大きさになっていて実際に建てるお家のイメージがしやすいものになっています。
タカノホームでは5つの「街なか展示場」をご用意しています。そして、その内の3つを実際に宿泊体験もしていただける「宿泊体験館」としてご紹介しています。今回は、富山市塚原にある「塚原第一展示場」で宿泊体験をしてきました。
「塚原第一展示場」について
「塚原第一展示場」は約38坪、木造2階建て4LDKのお家です。スキップフロアと床下収納が特徴的な縦の空間を有効活用した間取りになっています。お家の中は、白を基調にところどころ青系のアクセントが使われたシンプルな洋風。自然のぬくもりを感じる無垢床には、カバとパインが使われていて、ナチュラルスタイルのやわらかい空間に仕上げられています。
LDKとスキップフロアの和室、1階と2階をつなぐ吹き抜け、室内空間がつなげられているので、どこにいても家族の気配を感じられるお家です!こちらのページに間取りや写真が載っていますのでご興味のある方は是非ご覧下さい。
「宿泊体験」ってどんな内容?
住まいづくりの計画に欠かせないモデルハウス見学ですが、数時間だけの見学や言葉だけの説明では、わかりづらいところもありますよね。そんな不安を解消できるのが「宿泊体験」です。実際に料理をして夕食を食べ、お風呂に入り、くつろぐ…。1晩住んでみることでそれぞれのお家の性能を実感し、自分の生活イメージと合うのかを確かめることができます。タカノホームでも人気の体験イベントです!
宿泊体験のスケジュール
17時以降にチェックイン、次の朝10時までのチェックアウト以外は自由に過ごしていただけます。今回の宿泊体験では、こんな感じのスケジュールで過ごしました。
1泊2日宿泊体験のスケジュール
16:00 スーパーに買い出しへ
17:00 チェックイン,宿泊体験スタート!!
19:00 夕食
20:00 お風呂&LDKでのんびり
23:00 就寝💤
翌 7:00 起床
8:00 朝食
10:00 チェックアウト
宿泊体験の持ち物・お食事
宿泊体験の持ち物は、翌日の衣服・パジャマ・日用品(歯ブラシ以外)だけ!
タオル、シャンプー、歯ブラシ、ドライヤーなどのアメニティーは用意されているので私たちが持ってきた荷物はこれだけでした。小さめのリュック一つで十分な荷物の量ですね。
お食事については、大人1人につき1500円(小人1人につき1000円)をお支払いしています。調理器具や調味料、お皿もあるので、IHを使った調理体験をしていただいてもOKです!また、お寿司やお弁当などをご用意することもできます。
宿泊体験ではお家の性能を体感することも大事ですが、キッチンや床暖房、ホームシアターなどのいろいろな設備を試すことができるチャンスです。実際に使ってみて、お家への導入の参考にしてみましょう。
ここからは、宿泊体験でIHや食洗器を使ってみた調理体験談を紹介していきます。
今回の宿泊体験ではギョーザ作りに挑戦!大人4人6000円の予算でスーパーに買い出しへ行ってきました。飲み物(水、ジュース、お酒など)は体験館にたくさんの種類を準備してあるので、6000円の予算でかなり豪華な夕食を作ることができました。
まずはキッチンに買ってきた食材を並べてみると…作業台が広い!!これだけ広いと調理もとっても楽ですね。また、カウンター式対面キッチンだと、配膳も簡単にできました。家族で料理をする時も、カウンター越しにみんなで楽しくお手伝いができそうです!
私は普段の生活では、ガスでの調理をしています。そのため、IHでの調理は微妙な火加減が難しそう、中華のように高火力が必要な料理は向かないのではというイメージがありました。料理にこだわる人は、ガス派が多いという話もよく聞きますよね。でも、いざIHでギョーザを焼いてみると、火加減の調節がとっても簡単!ボタンひとつで9段階まで調節可能で、火の強さも十分、おいしいギョーザができました。
食べ終わった後は、使ったお皿の片づけです。食事の準備、掃除に続いて「大変だと思う家事」3位にランクインする、食事の片づけ。4人分の食器を洗うのはかなり大変ですよね。そこで、今回は食洗器を初体験してみました。食器を並べ、洗剤を入れて、ボタンを押す…、これだけでしばらくすると、すぐに食器棚に戻せる状態になりました。ギョーザの油汚れも、スッキリきれいになっていました。これなら、家事の負担もかなり軽くなりそうです!
ここに注目!宿泊体験のチェックポイント
最近はコロナで旅行もなかなか行けないので、週末のプチ旅行気分で参加できる「宿泊体験」は家族みんなで楽しめる体験イベントです。でもちょっと待ってください!せっかくの機会ですので、ただ楽しむだけでなく、自分たちの快適な住まいづくりのために注目してほしいポイントがいくつかありますのでご紹介していきます。
☑実際の生活動線をイメージしてみる
チェックインしてみたらまずは、お家の中を見て回ってみてください。その時には、自分たちが生活したら各部屋をどのように使い、またどんな流れで動くのか「生活動線」をイメージしながら確認してみましょう。頭の中でだけでなく、実際に生活してみることで建てた後の「こんなはずじゃなかった!」を防ぐことにつながります。
最近では、玄関から直接洗面台に行ける「手洗い動線」が人気になっています。他にもキッチンからユーティリティー、お風呂場などの「家事動線」も注目したいポイントですね。
☑裸足で床を歩いてみる
皆さんは普段、お家でスリッパをはいて生活していますか?私もアパートではいつもスリッパをはいています。冬場は特に足裏からの冷たさに耐えきれないので…。
ですが、体験館についたらどんな季節でも、ぜひ裸足で歩いてみてください!無垢床のサラリとした足触りや心地良いぬくもりを感じることができると思います。
裸足で立っていてもほのかにあたたかみがあり、靴下をぬいで、そのまま無垢床の上でくつろぐことができました。
☑家中の温度差、朝夜の温度変化を確かめてみる
快適なお家に住むためには、やっぱり「暑さ・寒さ」は感じたくないですよね。でも、エアコンや暖房器具をフル稼働させておくと、電気代がかさむ心配もあります。そうならないために大事なのが「高気密・高断熱」のお家にすることなんです。宿泊体験してみたら、家中の温度差、夜にエアコンを切った朝の温度変化を測ってみましょう。
今回も各部屋の室温、朝夜の温度変化を測ってみました!全部の部屋の扉を開けて、1階の暖房1台のみエアコン(設定温度20℃)を運転させてある状態でしたが、1階と2階、どの部屋に行っても大きな温度の違いは感じませんでした。実際の温度は…LDK(1階)と寝室(2階)で、温度差は約1℃だけでした!脱衣所も同じように温度差はないので、お風呂上りも寒さを感じなくてすみますね。
寒いと朝布団から出るのも億劫になりますよね。今回はあえて就寝するときにエアコンをOFFにして、どれだけ室温が下がるか実験してみました。
就寝前の室温は23.8℃、外気温は13℃でしたが…朝の寝室の温度は21.2℃!一晩で2.6℃しか下がっていませんでした。実際に朝は布団から出る時のストレスを感じることなく、起床することができました。このように冬場や夏場に宿泊されると「高気密・高断熱」のお家の良さも体感できるのでおススメです!
☑玄関ドアで気密を体感してみる
高気密のお家は、「隙間の少ないお家」ということです。つまり、空気の出入りが少ないお家になるので、冷暖房の効率もよくなるんです。でも、「どの家も隙間なんて目に見えないし、高気密って本当に?」と思う方もいるはず。
そこで、高気密のお家を簡単に体験する方法があるんです!まず、玄関ドアを開けてみましょう。簡単に開くはずです。ドアを一端閉めたら、次にキッチンの換気扇を強にします。5分ほど待ってから玄関ドアをもう一度開けてみると…開きにくい!重い!という体感ができます。高気密のお家は隙間が少ないため、換気扇を付けるとお家の中の空気圧が低くなります。そのため、玄関のドアが開きにくくなるんですね。この実験は高気密のお家ならではですので、宿泊体験をしたときにはぜひやってみてください。私たちも実験してみましたが、ドアの重さに驚きました。
☑家の外の音に耳を澄ませてみる
通行人の話し声や車の通る音、また家の中の音が周りに漏れていないか、快適なお家にするためには「防音性」も大事ですよね。大きな窓をつけた間取りにしたかったり、敷地が大通りに近い場所でお家を考えている人は、特に注目したいポイントです。雨の日に泊まってみると、雨音が気にならないかといったことも知ることができそうですね。
塚原展示場のまわりは、閑静な住宅地なので、今回はテレビの音が周りに漏れていないか試してみました。テレビの音を大きく出したまま、ウッドデッキに出て窓を閉めてみると…全く音が聞こえなくなりました!これなら、周りの音も気にならずにすみそうです。
まとめ
お家は、人生で一番高い買い物です。高いお金を出して、後悔を買いたくはないですよね。ですので、失敗しない家づくりのために、「宿泊体験」を活用してみてください。お家の性能だけでなく、設備や間取り、デザインなどいろいろなことを使って、知ることができる有意義な時間になるはずです。実際にお泊りいただいたお客様にも、「木の香り、温もりが大変心地よかった」「夏、エアコンがなくても快適でした」とご好評をいただきました。タカノホームの天然木に囲まれた住まいで、森林浴気分を味わってみませんか?
塚原展示場以外にも、全館空調や床暖房のついた宿泊体験館もあります。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!
WRITER
島津 七海
高岡展示場 営業
入社4年目になりました!小学校2年生の頃から空手を続けています。大学では古生物学を専攻していたので、住宅のことについては日々勉強中です!
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