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2022.11.22

住宅の豆知識

新築の地盤調査や地盤改良って?方法や費用を解説!

お家を建てるうえで大切な「地盤の強さ」。近年、災害に備えた頑丈なお家への需要が高まっていますが、どんなに強いお家を建てても地盤が弱いとお家が傾いてしまう危険性があります。そうならないためにも、地盤調査や地盤改良が必要不可欠です。しかし、言葉は聞いたことがあっても、実際どんなものなのか知らない、知っていても本当に必要なの?とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は地盤調査や地盤改良についてご紹介していきます。

地盤改良│タカノホーム

目次

  • 地盤調査って一体何?
  • 地盤調査ってどんなことをするの?
  • 地盤改良が必要になった!どんな種類があるの? 
    -表層改良工法 
    -柱状改良工法(ソイルセメントコラム工法)
    -小口径鋼管杭改良工法 
  • まとめ

地盤調査って一体何?

地盤調査とは、建物を建築するにあたって、建築地の地盤の状態を調査することです。地盤の強度だけでなく土質も調査し、地盤改良が必要になるのかどうか、必要な場合はどの改良方法が適切かを判定する材料にします。
一見強そうに見えても、数メートル下に軟らかい地盤層があって不同沈下を起こしてしまうというケースもあります。調査をしてみないと地盤の強さはわかりません。
建て替えの場合は調査はいらないのでは?という考えの方もいらっしゃいますが、元々の地盤が良いとは限りませんし、建物が変われば地盤にかかる荷重も変わるため、調査は必ず行いましょう。
一般的に埋立地や傾斜地の盛土の部分、河川の周辺は比較的地盤が弱い傾向にあるため、そこで建てたい方は特に注意が必要です。

地盤調査ってどんなことをするの?

スクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)

スクリューウエイト貫入試験│タカノホーム先端がドリル状となっている金属の棒(ロッド)に荷重をかけ、回転させながら地面に貫入させる調査方法で、戸建てのお家では最も一般的な手法です。軟弱な地盤だと回転せずに自沈していきますが、硬い地盤であればたくさん回転させないと入っていきません。貫入深さとその時の回転数から地盤の強度を調べます。
元々はスウェーデン式サウンディング試験と呼ばれていましたが、2020年10月にJISの改正によって規格名称がスクリューウエイト貫入試験へと変更されました。
一般的に、計画するお家の真下5ポイントほどを調査しますが、建築会社によっては10ポイントほど調査する場合もあります。ポイントが多いほどより正確なデータを得られます。
調査時間は、ポイント数にもよりますが3時間~5時間ほどかかります。費用の目安は5万円~10万円程度です。

表面波探査法

地表に揺れを起こす振動機と、その揺れを受信する受信機を設置し、振動がどのように伝わったかで地盤の強度を測定する調査方法です。この調査方法では、地層ごとにどのくらいの強さがあるのか調べることができます。
穴を掘らなくてすむので、比較的短時間で調査結果がわかります。ただし、地質を詳しく調べられず、計測者の技量や、測定器の設置方法、地面の中の埋設物などによって結果が左右されやすい傾向にあります。
費用はスクリューウエイト貫入試験よりもやや高めです。

このほかにも、一般的にマンションなどの大型建築物などに用いられるボーリング調査や、道路などに用いられる平板載荷試験などがあり、土地の用途に応じて様々な調査方法があります。

ハンドオーガーボーリング

ハンドオーガー│タカノホーム人力でオーガーと呼ばれる掘削器具を回転圧入していき、地中の土を採取・観察する調査です。上記のものと違い、強度を測定する調査ではありません。スクリューウエイト貫入試験の補足調査として行うことがあり、セメントが固まりにくい土質でないかの確認などに使われます。

地盤改良とは?どんな種類があるの?

地盤改良│タカノホーム地盤改良とは地盤調査で得られた結果に基づき、お家を建てられるように強固な地盤に改良する工事のことです。もし、適切な改良を行わずにお家を建ててしまうと、不同沈下が起きたり、お家が傾いたりする可能性があります。もし、皆さんのお家が知らず知らずのうちに沈んだり傾いていたりしたら…。想像するとかなり怖いですよね。
ここではどんな地盤改良方法があるのか、代表的なものをご紹介します。

表層改良工法

表層軽量│タカノホーム軟弱な地盤層が比較的浅い、地表から2m以内の場合に用いられる改良方法です。掘削した土とセメント系の固化材を混ぜ合わせ、地表周辺を固めます。
小型の重機でも施工ができるため、狭い土地や変わった形の土地でも対応が可能です。ただし、地表面の勾配が大きい土地や、地盤改良面よりも地下水位が高い土地などは施工ができない可能性があるので注意が必要です。
費用の目安は、35坪ほどのお家で50万円~100万円程度といわれています。

柱状改良工法(ソイルセメントコラム工法)

柱状改良│タカノホーム軟弱な地盤層が28mの場合に用いられる改良方法です。地面を掘りながらセメントを注入し、土と混ぜ合わせ、太い円柱状の改良杭を施工していきます。この改良体(ソイルセメントコラム)部分に段付鋼管を芯材として挿入するタイガーパイルという手法もあります。
35坪ほどのお家で、約50本もの杭を打ち込んでいきます。この打ち込んだ杭と土との強い摩擦力を利用して、お家が沈まないように支える工法です。ただし、土質によってはセメントが固まりにくい場合があるので、土質の調査も必要不可欠です。
改良体の本数と打ち込む深さに大きく左右されますが、費用の目安は35坪ほどのお家で、80万円~200万円程度です。

小口径鋼管杭改良工法

鋼管杭│タカノホーム柱状改良工法と同様に軟弱な地盤に杭を打ち込む工法ですが、柱状改良工法と違うのはセメントの柱の代わりに鋼管を使うという点です。セメントが固まりにくい土質の地盤など、表層改良工法や柱状改良工法を使うことができない場合に用いられます。また、地表から30mまで対応できるため、柱状改良ではカバーしきれない深い軟弱地盤にも対応できます。
こちらも杭の本数と打ち込む深さに大きく左右されますが、費用の目安は35坪ほどのお家で250万円~400万円、もしくはそれ以上となります。施工に大量の鋼管を必要とするため、比較的高くなりやすい傾向にあります。

以上のように、地盤改良が必要になると大きな費用がかかります。土地を購入する際には、国が公表している液状化マップや、地形の成り立ち、過去のデータなどを参考に地盤の強さを把握しておくと、費用の想定ができるので安心ですね。

富山・石川では7.8割のお家で地盤改良が必要と判断されています。資金計画を考える際には、地盤改良費がかかることを前提として検討することをおススメします。

まとめ

いかがでしたか?今回は地盤調査と地盤改良についてご紹介しました。万が一に皆さんのお家が傾いてしまわないように、適切な地盤改良が必要になります。もちろん、地盤改良が必要ないほどに強固な地盤なら安心です。しかし、実際のところ、皆さんの建築地が強固な地盤かどうかは、調査をしてみないとわかりません。
タカノホームでは、過去のデータから希望の土地周辺の地盤の傾向をお調べすることが可能です。気になる方はぜひお問合わせください!

WRITER

高坂 侑吾金沢展示場 営業

今年で入社2年目になります。趣味は釣りです。暇さえあれば海にいます。スポーツ系の学部から畑違いの業種に飛び込んだので、日々勉強です。皆様が笑顔でお家づくりできるよう精一杯お手伝い致します。