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2022.10.11

暮らしを便利にする「IoT住宅」ってなんだろう?

近年、IoT技術やIoT機器を取り入れた次世代型住宅「IoT住宅」に注目が集まっています。IoT住宅は今の暮らしをもっと便利にする画期的な住まいの形ですが、一方で「実際にIoTってどんなものなの?」と疑問に感じている方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、IoT住宅について、特徴や注意点などをご紹介していきます。IoT住宅│タカノホーム

目次

  • IoTって何?
  • IoT住宅ではどんな暮らしができる?
  • IoT住宅を建てる上で注意したいこと
    -IoT住宅の注意点
    -IoT化しやすいお家にするには?
  • まとめ

 

IoTって何?

IoT│タカノホームIoTとは「Internet of Things」の略で、日本語で「モノのインターネット」と訳されます。あらゆるモノが人の手を介さずにインターネットでつながるという意味です。

IoTの歴史は意外にも長く、今から20年ほど前にマサチューセッツ工科大学のAutoIDセンサー共同創始者であるケビン・アシュトン氏が用いたのが始まりです。そこから12年後の2012年にドイツが製造業の工場にIoTを導入し、その動きが第四次産業革命に発展して世界に「IoT」が広まりました。その後、農業や医療、介護、航空機など様々な分野で活用されています。そして近年、住宅業界でもIoT化が注目され、導入が始まっています。どのご家庭でも身近にある家電などがインターネットに接続され、より便利な生活を支えるモノに進化したのです。

 

IoT住宅ではどんな暮らしができる?

IoT住宅│タカノホーム

IoTによって、「離れたモノの状態を知る」「離れたモノを操作する」ということが新たに可能になりました。その技術を住宅に活かしたのがIoT住宅です。では、IoT住宅では実際にどのような暮らしができるのでしょうか。現在暮らしに活用されている事例をご紹介していきます。

離れた場所からモノを操作できる

直接触ることなく、スマートフォンや音声を通じて様々な機器を操作できます。

・スマートスピーカーと家電を連携させて、声でテレビや照明のON/OFFができる
・「おはよう」という一声で、カーテンを開ける/天気予報を聞くなどのルーティーンが自動でできる
・鍵閉めたっけ?と不安な時も、スマートフォンで鍵の施錠確認ができる
・子どもの帰宅を確認し、出先から鍵の開け閉めができる。
・帰宅前にエアコンをONにしたり、お風呂のお湯はりができる

音声や遠隔からの操作で、ちょっとした面倒ごとの解決や、家事の時短に繋がりますね。

離れた場所でも安全を確認できる

IoT住宅では、離れた場所からでも様々な情報を確認できます。

・外出先からカメラで、子どもやペットの状況を確認
・開錠の通知で子どもの帰宅を確認
・電気やお風呂等の使用状況で、離れて暮らす家族の安否を確認
・不審者の侵入を感知したら、異常発生をスマートフォンに通知

子どもやペットを見守りながら安心して暮らせて、何かあったときにすぐに対応できるのが嬉しいですね。

AIが生活をサポートする

状況の変化に合わせて、AIによる判断や通知で生活をサポートしてくれます。

・冷蔵庫が在庫を把握して、おすすめレシピを教えてくれる
・天候や気温に合わせて、エアコンの強弱を調節する
・洗濯が終わったら、スマートフォンやテレビに通知が届く
・バイタルサインと連携したヘルスケア

蓄電池や防風シャッターなどの設備と組み合わせると、発令された警報に合わせて自動で災害に備えるお家にすることも可能です。

省エネなお家を目指せる

IoT機器やIoT家電は、使用中に得たデータをAIが学習することで使い勝手が向上します。各ご家庭のデータに適した調整が行われるので、使えば使うほど便利になっていきます。家族の生活スタイルは子どもの成長など年齢が重なる毎に変わっていきますが、IoT住宅は家族と一緒に成長するお家づくりが可能です。
人感センサーがついたエアコンはご不在の時間帯を学習し、そのデータを活用して、エアコンの強弱やON/OFFを自動的におこない節電します。他にも創エネ状況やエネルギー消費量、IoT家電の運転履歴をAIが学習することで、的確な節電対策が分かるようになります。最近はどの電気会社も電気代が高くなっていて、さらに今後も値上がりし続けるといった意見もあるので、嬉しいポイントですね。
エネルギーの見える化によって、住む人の省エネ意識も高まります。

 

IoT住宅を建てる上で注意したいこと

セキュリティ│タカノホームとても便利なIoT住宅ですが、メリットだけでなく、デメリットも把握しておきたいですよね。ここでは実際にIoT住宅を建てる上で、何を注意すればいいのかをご紹介します。]

 

IoT住宅の注意点

・セキュリティ対策に気を配る必要がある
インターネットと接続するということは、外部からの不正アクセスにも気を配らなければなりません。カメラを乗っ取られたり、現在地や生活スタイルなどの個人情報を抜かれるリスクもあります。使う側も正しい知識をもって、セキュリティに対する意識を高めましょう。

・導入のタイミングの見極めが難しい
IoT機器はどんどん進化し、早いサイクルで新しい製品が発表されます。しかし、その都度入れ替えられるものでもありません。今の時点で何ができるものなのか、機器のバージョンアップの予定はないかなど、導入のタイミングを見極めることが大切です。準備だけしておいて、後から導入するというのもひとつの方法です。

 

IoT化しやすいお家にするには?

・コンセントや配線の確保
IoT住宅ではたくさんの電子機器が必要になります。どのような機器を導入するかしっかりと考え、コンセントや配線の計画をしましょう。特に住みながら導入を検討する場合は、多めにコンセントをつけて対応できるよう備えが必要です。建具の自動化を想定する場合は、所定の位置に先行配線を準備しておきましょう。

・段差のない、シンプルな間取りにする
段差が多ければお掃除ロボットがスムーズに掃除できなくなりますし、死角が多い複雑な間取りでは見守りのカメラをたくさん設置しなければならないので効率が悪くなります。人間が使う上でもバリアフリーなお家は将来的に有効ですので、ぜひ検討してみてください。

・IoT対応の設備を導入する
宅配ボックスや玄関ドアなど、一部の設備にはIoT対応の商品もあります。将来的にIoT住宅をお考えの場合はあらかじめ導入しておきましょう。このように、最初から全て揃える必要はありません。できるところから導入していき、自分たちの生活に合ったIoT機器を見つけていきましょう。

まとめ

技術の進歩により私たちの生活はどんどん変わっていきます。IoT住宅はまさにその象徴ではないでしょうか。今はまだ限定的ですが、これからもできることが増えていって、IoT住宅が当たり前の時代が来るかもしれません。もちろん、リスクやデメリットもあります。次世代型住宅だからこそ、実際に自分たちで体感し、いろんな角度から検証することがとても重要になります。
タカノホームでもIoT住宅の展示場をご用意しております。気になる方はぜひお問合せ下さい。
▶金沢市大友街なか展示場

WRITER

スタッフ名が入ります。

須郷 隆治

高岡展示場 営業

今年入社3年目になります。東京から富山に移住してきました。自然豊かでのんびり暮らせて楽しいです。家づくりについてまだまだ覚えることがあり、日々猛勉強中です。家づくりは知れば知るほど奥が深いです。

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